|副連長インタビュー
宮崎
有木
清水

副連長 (宮崎・有木・清水)
毎週水曜日 19:15〜21:00まで,主に三鷹第一中学校の体育館でメニューを決めて練習しています。
阿波踊りに興味を持った方に役立つお話をお願いします。まずはどんなイベントがあるのか教えてください。
なんといっても阿波踊りの一大イベントは,祭りへの参加です。毎年8月に三鷹駅南口の中央通り商店街をメイン会場に行う「三鷹阿波おどり」への参加はもちろんですが,7月の後半から,武蔵小金井,中目黒,高円寺,稲城と9月初めまでほぼ毎週,祭に参加しています。祭の当日は,阿波おどり特有の熱気の中,2〜3時間商店街を練り歩いたり,ステージや路上で「演技」を行うときもあります。
祭りへの参加以外の活動はありますか?
三鷹商工連は,三鷹の街を盛り上げるために始まり,三鷹振興会に所属しているので,街のイベントに参加しています。例えば,3月の三鷹交通安全フェスタに振興会連としての参加,7月には三鷹商工連の母体である三鷹商工会主催の「みたか商工まつり」で舞台演技を行なっています。
毎年,新川あおやぎ公園(三鷹市新川1丁目)で行う盆踊りの前座を務めています。あおやぎ公園のように,地域のイベントに参加することもありますね。他にも,毎月第4日曜日に三鷹中央通り商店街が行なっている歩行者天国の「Mーマルシェ」に出店して,振興会のバッジやバッグを販売したり,阿波おどりのPRブースを出したりもしました。
三鷹商工会のイベント「マス釣り大会」に参加したりもしていますね。
そういえば,前にイチゴ狩りにも行ったよ。
イベントに一役買いつつ,より多くの方に阿波おどりに興味を持っていただけたら嬉しいですよね。さて,ここまでは対外的な活動をご紹介いただきましたが,三鷹商工連内での活動もぜひ紹介してください。
各パートからメンバーを募って「遊部会」を作っています。遊部会は,連員のコミュニケーションを目的に,春のお花見や秋のバーベキューなどのレクリエーションを企画しています。練習だけではパートを超えてのコミュニケーションがなかなか難しいので,阿波踊りの一体感を作る貴重な機会になっています。
練習のお話が出てきましたので,練習について教えてください。
なるほど。誰にでもすぐに始められそうですね。初心者でも大丈夫ですか?
11月〜1月は月2回(隔週)で,2月からは週1でやっています。さらに夏本番を目前にした4〜6月は週1との練習とは別に「パワーアップ練習」を追加で行います。
前半は各パートに分かれて基礎練習を行い,後半は合同で行進練習。本番が近づいてくると舞台演技の練習が始まります。
では,阿波踊りを始めたいと思った人はまずはどうしたら良いのか教えてください。
三鷹商工連のホームページに「仲間募集中」というページがあります。そちらの「お問い合わせはこちら」からご連絡いただくか,知り合いの紹介でも入連できます。
見学や体験はできますか?
11月〜3月の間は,見学体験会を実施していますよ。参加希望者はホームページから問い合わせいただくか知り合いがいれば知り合いの方に伝えてください。
ちゃんと練習に出られる人ならどなたでも。どんなに遠くの方でも。
横浜から来ている人もいるよね。
大人 7,000円・中学生 5,000円・小学生 3,000円・幼児 2,000円の年会費がかかります。衣装は連で貸し出していますが,足袋などの小物はご自身でご用意いただいています。
自分も最初は初心者でしたよ。
費用はどれくらいかかりますか?
三鷹商工連の特徴はファミリーが多いと新津連長から伺いました。
私も中学生の長男と小学生の長女と親子4人で参加していますが,家族でやる阿波踊りは楽しいですよ。ただ,幼児と小学生の場合,1年目だけはお子さんに寄り添って面倒を見る必要があるので,踊れるのはお子さんだけです。2年目からは一緒に踊れますよ。
若い人も多いですよ。中学生・高校生・大学生も大活躍しています。幼稚園からの幼馴染が高校生になった今でも一緒に続けていたりもしますね。お母さんのお腹の中にいた頃から毎年参加しているお子さんもいます。
はっきり覚えていないのですが,20年くらいかな。男踊りから始めて3年目から鳴り物。鳴り物は締太鼓から始めて鼓(つづみ)や鉦(かね)など。三味線はやらないけれど,普段ギターは弾くよ。
いえいえ,始めて7年です。会社の同僚が毎週水曜日に早く帰っていくので,「なんで早く帰るんだよ」と聞いたら「阿波踊りの練習で」と。「徳島県出身なんだよ」と話が弾み,そのまま同僚の紹介ではじめました。
僕も誘われたクチなんですよ。14年になるのかな。長男が今12歳なので,独身の頃に阿波踊りをはじめて,その後,結婚して子供ができ,長男も長女もはじめていまに至ります。
それはすごいですね。芸達者だと評判の宮崎さんは始めてどのくらいになりますか?
やはり噂どおりでしたね。清水さんは徳島県出身なので幼少期からですか?
そもそも三鷹商工連自体はどれくらい前から活動していますか?
「三鷹阿波おどり」は,駅前商店街活性化事業として1968年に「第1回三鷹阿波踊り」を実行委員会形式で開催し,開催規模が大きくなった 1989年に三鷹阿波踊り振興会が設立されました。その7年後 (1996年),三鷹商店街活性化プロジェクトとして三鷹商工会会員を中心に20名ほどが集まって,三鷹商工連はスタートしました。
そんなに続いている のは,阿波おどりに魅力があるからですね。皆さんにとっての阿波おどりの魅力をお聞かせください。
毎回いい汗かいてストレス発散!踊った後の一杯はいつもおいしい。祭りの後の打ち上げが最高です。
イベントの後の飲み会がやっぱり面白いですね。
阿波踊りは一言で言うと「サードプレイス」だと思っています。家庭でも仕事でもないメンツで1年を共にする。後一つはちょっと意外かもしれませんが,祭りが始まる前の夕暮れ時が一番好きです。
それは踊っている人でないと味わえない雰囲気ですね。
そしてやっぱり祭りの後の飲み会が最高!
一緒に楽しみましょう。写真が趣味ですので,いい家族写真撮りますよ!
皆さん最終的にはそれなんですね(笑)
それがないと練習頑張れないよね。あとお客さんに「かっこいい」と言われると本当に嬉しいよね。
観客の方が団扇であおいでくれるのも嬉しいです。
皆さんの表情からも楽しそうな雰囲気がよく伝わってきました。
最後に,はじめてみたいなと思っている方の背中を 押すようなメッセージをお願いします。
優しく明るい方が多いので,すぐに馴染めますよ。一緒に楽しみましょう。特に20代の男性の皆さんにも入っていただき,男踊りをもっと盛り上げたいですね。
同じ阿呆なら踊らにゃ損ソン!家族で楽しめるアットホームな連だから,ファミリーの皆さんもぜひ。子どもはどんどん成長していくので,一緒に楽しめる時間は短いですよ。